2015年 06月 09日
じつに17年ぶりの谷でした。 吉野川水系・上多古川(こうたこがわ)本谷。 ・・・まさかまさかの敗退です(笑) 林道途中の駐車地から歩くこと15分、矢納谷との出合いに到着。 まずは天竜ノ滝 (2条15m) がお出迎え~♪ ※※※ 横構図の写真は左クリックで長辺1024pxに拡大表示されます。 縦写真が見にくい場合はF11キーを押して下さい ※※※ 雨上がり朝、気温は低めの13℃。 それでも登って行くので寒さは感じず。 むしろ爽やかな谷の風が心地よい。 双竜ノ滝 (10m) の背後には、洞門ノ滝 (43m) がチラチラと見え隠れ。 はやる気持ちを抑えつつユックリと遡行する。 目の前に現れた洞門ノ滝は、それはそれは大迫力の猛瀑でした。 飛び散る飛沫で、アッという間に濡れ鼠の私たちでした。 深い青緑色をした神秘的な滝壺。 真夏なら間違いなく飛び込んでいたでしょうが・・・これは次回のお楽しみ! 幸次郎窟という名の付く、まるで洞窟のように薄暗いゴルジュの入口です。 谷に岩が覆いかぶさった特異な地形にビックリ。 その奥で谷は急に右へ曲がり、目の前に現れたのは岩壁を滑り落ちる美しい斜滝。 これぞ絶景!! 幸次郎窟のゴルジュは登れないので、入口まで戻って左岸を高巻き。 再び谷へ降りてしばらく進むと6mの斜滝。 17年前の記憶が残っている2ヶ所のうちの一つがここでした。 なんと、この斜滝がツルツルで滑って一歩も登れず。 ロープを張って左右の壁からの突破を試みたけれど、安全とは言い切れず、結局ここにて遡行終了。 わずか1/3程度での敗退。 難易度の高い谷でも滝でもないのに登れず、久しぶりの悔しさを味わう。 過去、何十回か沢登りをした中では最低の敗退(+o+) 登るときには通らなかった地点まで少し降りて洞門ノ滝を横から見物。 なかなかのカッコイイ姿にウットリするのでした(^^) 時間的に余裕があったのでユックリと谷を下り、一年ぶりの中庄温泉で汗を流し、王将で腹を満たして帰阪。 オツカレサマデシタ!
by alpinism2
| 2015-06-09 23:50
| 登山・クライミング
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Comments(14)
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hairpriori at 2015-06-10 08:29
水の流れが
綺麗ですね
0
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dosanko-mama at 2015-06-11 01:04
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WWMC at 2015-06-11 07:50
おはようございます。
なるほど、、、これで敗退ってのが 私どもには全くわかりませんが^_^; でもそれだけこちらがお好みということなので ありましょうね。 2枚目すばらしい!、、、でも8枚目の撤退photoも、 滝口のむこうは?...と覗いてみたくなる 魅力的な一枚ですね。
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f_u_u_k_a at 2015-06-11 22:29
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alpinism2 at 2015-06-11 23:17
とーちゃん、ありがとうございます☆
水は止めてもヨシ、流してもヨシ、写真って面白いですね(^.^)
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alpinism2 at 2015-06-11 23:21
dosanko-mamaさん、ありがとうございます☆
ハイキングとは違って、全く道の無い所を歩きます・・・または攀じ登るのです(^_^;) なかなか一般の人には見ることのできない風景の数々に感動しっぱなしです! ケガだけは絶対に避けたいので、安全第一を心がけています(^^ゞ
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alpinism2 at 2015-06-11 23:26
shuさん、ありがとうございます☆
私が沢登りに行って撮る場合は・・・ 登る行為が7割、撮る行為が3割ぐらいの感覚でしょうか。 もし、じっくりと撮っていると、間違いなくほとんど登れずに日が暮れてしまいそうです(^^ゞ 今回もそれなりに撮りましたが、目的のルートを最後まで登れなかったので『敗退』なのです。
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alpinism2 at 2015-06-11 23:29
f_u_u_k_aさん、ありがとうございます!
まだ水に浸かるには冷たいのですが、今の時期は新緑が本当に美しいですね~♪ 真夏になると泳ぐのが最高に気持ちいいのです(*^。^*) 大阪から車で2~3時間も行くと、谷の水はエメラルドグリーンなんですよ!
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hikarigraphy at 2015-06-12 20:37
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kk5d2 at 2015-06-12 22:10
素晴らしい水の流れ~
涼を感じられました。ありがとうございます
ご一緒に沢登りは無理でしょうけど、
このような新緑の沢を撮影してみたいです。 SSを落としての水の流れの写真、 まだ、撮影したことがないので撮ってみたくなりました。 「ゴルジュ」・・・スイスのグリンデルワルド村奥にある 峡谷も英語ではそう呼ばれていました。 ドイツ語だとシュルフトだったかな?
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alpinism2 at 2015-06-13 21:10
hikarigraphyさん、ありがとうございます!
上多古川は何本かある支流も沢登りの対象となっていますが、やはり本流が見ごたえあります♪ 17年前に登ったのですが、今回はアッサリと敗退しちゃいました(^^ゞ また来年にでもリベンジしたいです・・・
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alpinism2 at 2015-06-13 21:12
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alpinism2 at 2015-06-13 21:18
グリンデルさん、ありがとうございます!
ごく、簡単なルートであれば道具さえあれば経験者に同行すれば可能です(^.^) クライミングの基礎的な技術があるのに越したことはないですが。 今回も全て手持ち撮影ですよ。もちろん心臓も止めて撮ります(笑) ゴルジュはフランス語なのです・・・登山用語には英語ドイツ語フランス語が入り乱れてます(+o+) |
いらっしゃいませ~♪
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