2011年 10月 10日
思い出のヒマラヤ登山・11 ~頂上アタックの結果は!?
10年前の2001年秋に行った、ヒマラヤの未踏峰・フンチ峰(7036m)への登山の回想録・11回目です。
ちなみに写真は全てオリンパスの銀塩コンパクト機のμで撮影したものです。

頂上アタックの10月11日は午前1時に起床。 頂上へは長い道のりが予想される為、深夜からの行動なのです。
上弦の月が印象的な夜でした。 ヘッドランプを点けて4人でヒマラヤ襞の大雪壁を黙々と登りました。
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長い登りが終わると、当初のC3設営予定地の広い雪原に到着。 ここからが最後の勝負でした。

頂上へ向かう目の前の稜線は雪質が安定しておらず、サラサラの雪が吹き溜まった不安定な状態。
何度か途中まで登るのですが、ロープを固定するためのスノーバー(雪に埋めるアルミ製のアンカー)が効きません。
ロープを固定出来ないまま登って滑落すればケガをするか、命が・・・。 悔しいですが、ここで登頂を断念です。 
標高約6700m地点、頂上まで高度差300mを残しての敗退となりました。
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7036mの頂上と登れなかった稜線を前に、2人のシェルパと記念撮影。 右端が私です。
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風は強いものの天候は良かったです。 世界最高峰のエベレストが、すぐそこに見えていました。
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左から、先輩のSさん、シェルパ頭(彼はエベレストに3回登頂してます)、そして私。
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この1年半後の2003年4月19日にSさんを含め3人の仲間が初登頂を果たしてくれました!

1ヶ月に渡って不定期に連載してきましたヒマラヤ登山の回想録。 でも、まだもう少し続きます・・・スミマセン(+o+)


『思い出のヒマラヤ登山・1 ~ネパール・カトマンズにて』は→コチラ
『思い出のヒマラヤ登山・2 ~ナムチェまでの道のり』は→コチラ
『思い出のヒマラヤ登山・3 ~ナムチェ・バザールにて』は→コチラ
『思い出のヒマラヤ登山・4 ~ゴーキョにて』は→コチラ
『思い出のヒマラヤ登山・5 ~ベース・キャンプの設営』は→コチラ
『思い出のヒマラヤ登山・6 ~BCとABC』は→コチラ
『思い出のヒマラヤ登山・7 ~C1(キャンプ1)までの道のり』は→コチラ
『思い出のヒマラヤ登山・8 ~C1からC2まで』は→コチラ
『思い出のヒマラヤ登山・9 ~C2からC3まで・前編』は→コチラ
『思い出のヒマラヤ登山・10 ~C2からC3まで・後編』は→コチラ
 

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by alpinism2 | 2011-10-10 22:10 | 登山・クライミング | Trackback | Comments(16)
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Commented by こっちゃんパパ at 2011-10-10 22:16 x
いや~、ホントに貴重な写真をありがとうございます。見てるだけで鳥肌がたってきます。
こちらからもリンクはらせて頂きました。ただの親ばか写真ですがよろしくお願いします。
Commented by dochamar at 2011-10-10 22:42
凄い!!それから登頂できなかったのは残念でしたね
でもそこで断念という結論を出したということもまた凄いですね
ありがとうございました!
Commented by yuto_juri_papa at 2011-10-10 22:50 x
すごいドラマですね。
写真から臨場感が伝わります。
Commented by nagomuyoshi at 2011-10-10 23:16
すぐそこに見えているのに
登れないなんて、悔しいですね。
でも安全を考えると仕方ないですか・・・。
またいつか
挑戦ですね・・・。

Commented by キボン at 2011-10-11 06:28 x
あと300m・・・されど300m
やはり無理をしないってことも大切なんでしょうね。
このシリーズずっと拝見させていただいて
三人で撮られてる写真をみて感動してしまいました。
Commented by あね☆もね at 2011-10-11 06:59 x
そっか・・・残念でしたね。
でもその決断、勇気がなければ出来なかったことだと思います。
登頂成功に匹敵するくらい、素晴らしいことだと思います。

このシリーズ、本当に楽しみにしてました。
だってお金と時間があっても僕には絶対に見れな景色ですから。
素敵な思い出と写真を見せて下さってありがとうございました。
もちろん、続編も楽しみにしていまーす!
P★
Commented by てっちぃ at 2011-10-11 07:13 x
何度拝見しても信じられない光景です(^^ゞ
よく冷静に写真が撮れるもんですね・・・・ホントに。
技術はさることながら、精神力がしっかり保てないと
逃げ出したくなるんじゃないでしょうか(+o+)
スポーツは何でも危険と隣り合わせですが、
その最たるものの一つでしょうね^^!
私が経験したレースなんて・・・・登山に比べれば可愛いものです(笑)
とにかく凄い!!

ポチッ♪
Commented by hahanoyasumijikan at 2011-10-11 12:21
一枚目にビックリ!
すごいとは思っておりましたが、こんな場所を登られていたとは……
暗い中聳え立つ壁のような山!
…自分だったらチャレンジする前に迫力に押されて登れないです!
頂上までは残念でしたが、ぜひぜひまたいつかチャレンジする日が!!!
人生の楽しみはちゃんと取っておいた方がいいんですよね☆
Commented by niji-no-iro at 2011-10-11 12:26
うはぁ~~!すごい!すごすぎです!!
そして、勇気ある撤退も素晴らしいと思います。
あと一歩のところで戻るってすごく勇気がいることだって、
登山家の方が言ってるのを聞いたことあります。
命があればまたチャレンジできますもんね。
Commented by hairpriori at 2011-10-11 14:26
やはり達成感がそうさせるんでしょうか・・

ぽち!
Commented by はに at 2011-10-11 15:48 x
勇気の撤退だったのですね~!
本当に本当にそれは勇気ある行動でしたね。
私も、数年前に吹雪の中、ホワイトアウトにあい
登頂は断念しましたけど、まあ、国内ですし、
いつでもリベンジできるという思いがどこかにあったから…
それを海外でされるというのは相当の覚悟ですよね。
尊敬します~!  P!
Commented by itohnori at 2011-10-11 16:46
alpinismさん、こんにちは。
 登頂できなくて残念でした(私も写真を拝見しながら期待していました)が、
引き返す勇気が一番大切ですね。
この経験が次のパーティの登頂に役立ったのではないでしょうか。
Commented by papacamera at 2011-10-11 21:02
勇気ある撤退。
断腸の思いだったでしょうが、
ここで撤退できる人間こそ真の勇者だと思います。
Commented by smj-gnrl at 2011-10-11 22:27
大自然、しかも極寒の地を相手にしての挑戦、凄過ぎます…。
登頂したくても出来ないとなると、潔く諦めて降りるしかないですものね。
Commented by pierre1228 at 2011-10-11 23:12
300mで断念する勇気
さぞ悔しかったことと思いますが、命あってのことですからね
それでも、大抵の人は経験できないことをやったんですね
その素晴らしさに拍手です♪
Commented by AR-100SL at 2011-10-16 18:54 x
サラサラの雪ってホント怖いですよね。
無事に帰ってこれたのが何よりです!
帰ってきたから幸せな今があるわけですよ。
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